弊社で行っているメッキ~リン酸マンガン被膜処理~

こんにちは!
ジム子です!
昨年の8月に硬質クロームメッキを紹介したブログを覚えていらっしゃいますか|ω・‘)チラッ
他のめっきの紹介が遅れてごめんなさい(><)
大変お待たせしましたm(__)m
今回はリン酸マンガン被膜処理について紹介していこうと思います!
前回の硬質クロームメッキの紹介はこちらからご覧いただけます⇩
弊社で行っているめっき~硬質クロームメッキ~
まずリン酸マンガン被膜処理について簡単に説明させていただきます!
リン酸マンガン被膜処理とは金属の表面にリン酸塩という化学物質を使って、薄い膜を作り金属を錆びにくくしたり、塗装が素材に付着しやすくする為に使われます。
また油の吸収性と保持性が高い為、回転、摺動などの耐摩耗性を必要とする鉄鋼製品にも適しています✨
次に弊社でどのようにしてリン酸マンガン被膜処理を行っているのか紹介します!
前回の硬質クロームメッキと同じフロアで処理を行っております!

PK処理の工程です⇩
①脱脂
脱脂液が入っている70度の槽に30分~40分、物によっては1時間以上浸し製品に付着している油や汚れを落とします。
脱脂をしっかり行わないとリン酸マンガンが付着しないそうです。


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②水洗

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③表面調整
こちらの槽でリン酸マンガンの微粒子を素材の表面に付着させ、次の工程であるリン酸マンガン被膜処理の反応を促進させます。

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④リン酸マンガン被膜処理
薬品が入った95度の槽にてリン酸マンガンを付着していきます🔥

浸すと製品が反応して気泡がでてくるので反応が止まったら処理は完了です👍

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⑤水洗
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⑥乾燥
打痕や素地が見えていないかをチェックしながら乾燥させます。
乾燥も1つ1つ手作業で行います。

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⑦防錆油
防錆力をより高める為、防錆油を付着させます。処理後すぐに塗装される場合は防錆油を付けないお客様もいらっしゃいます。
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⑧梱包
こちらが処理前と処理後の商品です!

処理後の商品は処理前と違って色が全く違います!
リン酸被膜処理を行った商品は建設機械の油圧フィルターなどに使われることが多いとのことです!
ショベルカーやクレーン車を見かけたらそれに使わている油圧フィルターは弊社がめっきを施した物かも、、、🤔!?
作業場では商品受け入れから梱包までリン酸マンガン被膜処理歴10年以上のベテランが一人で作業をされています😲!
槽の温度が高い為、夏は大変暑いそうです🥵
効率よく、品質に気を付け、不良品なしを目指して日々の作業をこなしているそうです✨
鉄物を塗装する前に弊社でリン酸マンガン被膜処理されてみませんか|ω・)?
気になる方は是非お気軽にお問い合わせください🎵
お問い合わせはこちらまで⇩
福岡メッキ技研工業㈱🐇