ダイハツとの協同研究
ダイハツ工業(株)との共同開発で大型製品の一体型強力防錆メッキを実現

軽トラック「ハイゼット」の表面処理に当社の厚膜亜鉛メッキを提案。 1年間の実車テストで好成績が認められました。 この結果をもとにダイハツ工業㈱様と荷台への実用化を進め、荷台表面で厚さ20ミクロン、荷台裏の細かな隙間でも8ミクロン以上のメッキ加工を可能にしました。 一般的にメッキが厚くなると様々な弊害が発生しますが当社は独自技術でこの問題を解決しました。 現在「ハイゼット」のオプション仕様である「ストロング防錆」仕様としてご好評をいただいています。
協同開発の歴史
2002.5 |
軽トラック用荷台のメッキ加工について相談を受ける ダイハツ工業㈱より、ダイハツ車体(株)の九州進出に伴うニッケル亜鉛合金メッキの取り組みへの打診を受ける。設備の問題から辞退。 |
2002.6 |
ニッケル亜鉛合金メッキに代わる新しい亜鉛メッキを提案 テストピースによる防錆力確認試験を実施、高評価を受ける |
2002.8 |
軽トラック(ハイゼット)の荷台をメッキ加工 実車に装着して沖縄・四国・大阪・北海道で1年間のトライアル開始 |
2003.7 |
実車トライアルでの高い評価を受け採用決定 量産に向け安定した品質確保のための共同開発が始まる。 |
2004.5 |
共同開発完了 ハイゼット・ストロング防錆仕様としてダイハツ車体(株)九州工場への納入決定 |
2004.12 |
納入開始 |

ダイハツ HIJET TRUCK 「ストロング防錆パック」に、
弊社「亜鉛メッキ加工」技術が採用せれています。
弊社の生産ラインでは荷台フロアパネルにタイヤハウス、リヤパネルを取り付けたまま全面にメッキを施しています。通常ではメッキ困難な入り組んだ部分にまで要求に応じた厚さのメッキを可能にしました。
また、キャビン後部のガードフレームにもメッキ加工しています。